[DOWNLOAD] ~ Kill The Japanese " by 垣坂弘紫 ~ Book PDF Kindle ePub Free
eBook details
- Title: Kill The Japanese
- Author : 垣坂弘紫
- Release Date : January 21, 2013
- Genre: Fiction & Literature,Books,
- Pages : * pages
- Size : 825 KB
Description
400字詰め原稿用紙換算枚数244枚(縦書き)
目次
第1章 東京の思い出
第2章 パール・ハーバー
第3章 東京大虐殺
第4章 生き残りし者の義務
前書き
『Kill The Japanese』と言う小説を書き始めたのは、2001年9月のことです。
物語の展開は東京大空襲にスポットを当てた四部構成となっており、『戦争に正義はない』というテーマのもとに書き進めました。
2001年9月と言えば、アメリカで同時多発テロが起きた年です。
この事件は本当に衝撃でした。
もちろん、事件そのものに対する衝撃もありましたが、奇しくも戦争にスポットを当てた小説を書く矢先の出来事でしたから、自分のやろうとしている事がまさに天命のように思われてなりませんでした。
そうして、完成したのが2002年7月。
伝を頼りにある出版社の方に読んで頂いたのですが、この時は、本当に怖かったですね。なにせプロの書評を頂くのはこれが初めてでしたから。
頂いた書評は直接ではなく、伝を通して間接的に聞きました。
当然のことながら、長所短所を指摘されたわけですが、言われた事には全て納得しました。
特に、短所に関しては自分自身も気になっていた箇所だったんですよ。
ですから、それらをズバッと言われた時は本当に恐れ入りましたの一言でした。
もちろん、長所もありまして、時流に乗れば売れると言われたことはそのひとつでした。
その後、この小説は出版社の5人の幹部にも読まれたわけですが、賛否両論の末、見送りとなりました。
この小説の一番良いところは丁寧に書いてあることだそうです。
ですから、当時を知らない若い方が読まれても、この時代に感情移入しやすいのではないかと思っています。
読み終えた後で、何かしら考えることがあり、それが読まれた方々の人生に少しでも役に立ったなら、嬉しく思います。
あらすじ
アメリカ太平洋艦隊の従軍カメラマンとなったフランクは、あまたの戦場で激烈な戦いを見た。
その集大成とも言えるのが、東京大空襲であった。
B29から見る東京は、まるで火山の噴火口のように赤々と燃えていた。
そうして、フランクが再び東京の地に足を降ろしたのは、終戦後まもなくのことであった。
三筋を訪れてから10年…
東京に、フランクの心に残る思い出は何一つなかった。
焼け野原となった大地、見渡す限りの瓦礫の山…
父さんと母さんは、果たして生きているのであろうか。
再会を果たすことは出来るのであろうか。
フランクは、ジープを走らせて、三筋へと向かった。
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